高遼会病院のリハビリテーション科です☺
2024年6月8・9日に長崎で開催された、
第28回日本ペインリハビリテーション学会に2名のスタッフが参加しました✨️
皆さんは、
術後遷延痛(Chronic Postsurgical Pain:CPSP)
はご存じでしょうか?
難しい言葉に聞こえますが、
“手術後(少なくとも3か月)の組織が治癒する期間を超えても続く痛み”で、
国際的にも10-30%程度の発生率が報告されています。
また、CPSPの発症には単なる手術に伴う組織損傷だけでなく、性差や肥満、心理的側面など様々な影響を受け、術後の生活を悩ます一因にもなり得ます。
今回、そのようなCPSPに悩む症例に対するリハビリテーションを
「運動療法に対する恐怖心を抱き、疼痛増悪と腰背部への接触拒否を訴えた腰部脊柱管狭窄症後症例」
との演題名で、理学療法士が外来リハビリテーションで経験した症例を報告しました。
痛みの強さだけでなく、それに伴う心理的負担・日常生活の困難さを丁寧に評価し、段階的に運動療法を実践していただくことで生活での困難さが改善されました。
痛みは、表面的に観察できないため、悩んでいる方は多いです⚡️
高遼会病院は人工関節センターを併設しており、保存加療から手術など、個々に合わせた治療方法を一緒に選択することが可能ですので、
安心してご相談ください🌷
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高遼会病院 人工関節センター
当院で行っている、人工関節の手術(人工関節置換術)についてご紹介しています!
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