「人工関節手術」という言葉。一度はテレビや雑誌などで見たり耳にされたりしたことがあると思います。今回は人工関節手術を簡単にわかりやすく解説してみようと思います。

 人工関節手術とは、傷んで変形した関節の表面を取り除き、人工の関節に置き換えて関節の痛みを軽減する手術のことを言います。

 古くは1800年代後半より、象牙や銀・亜鉛などを使った試みがあったとされ、その後1950年代から金属を用いた手術が本格的に始まり、現在に至ります。

 当初は短期間で人工関節がこわれてしまうこともあったようですが、形状や素材、手術方法など様々な研究や開発が進み、長期間安心して生活できる人工関節手術が確立されました。今では肩、肘、手指、股、膝、足と様々な関節に対して行われる手術となっています。

どんな症状があれば人工関節手術の適応になるのか?

 人工関節手術の最大の目的は「痛みを取ること」になります。
だからと言って関節が痛むからすぐに手術が必要というわけでもありません。
医師の診察の下、個々にあった最適な治療のひとつとして人工関節手術があります。

 最近関節が痛み出した・動きにくくなったなど些細なことでも大丈夫です。不安なことがあれば一度医師に相談してみてください。

 

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高遼会病院 人工関節センター
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