2019/10/29 岡野先生による『骨粗鬆症について』の勉強会が開催されました。
骨粗鬆症とは、骨の密度が低下し、骨の量が少なくなる病気です。骨粗鬆症によって骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、しりもちをついた、くしゃみをした…などのわずかな衝撃でも、骨折してしまうことが少なくありません。
骨粗鬆症は日本人をはじめとして人類が最もかかりやすい病気のひとつですが、健康な状態・骨粗鬆症の予備軍・骨粗鬆症が発症している人の違いが明確ではなく、いわゆるグレーゾーンの人が多いのが特徴です。
今回の勉強会で、骨粗鬆症の怖さや早期治療の有用性、転倒などで骨折しないためのテクニックなどを学びました。今後もこのような機会を設け、スタッフ全員の知識を深めていきたいと思います。
当院では骨の密度の現在の状態を判断するために、日本骨粗鬆症学会の骨密度測定方法の中でも推奨される、腰椎・大腿骨頚部の2箇所をDXA法(二重エネルギーX線吸収法)で精密に測定を行っています。
自分の骨密度が気になる方や骨粗鬆症への不安をお持ちの方、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか?